BrevoSendinblueメール認証Web 担当者

Brevo(旧 Sendinblue)の SPF・DKIM・DMARC 設定手順|Web 担当者向け

ドメイン番人4 分で読めます
目次

この記事でわかること

  • Brevo(旧 Sendinblue)のメール送信フロー
  • SPF / DKIM / DMARC を独自ドメインで通す手順
  • Dedicated IP 利用時の追加設定
  • Gmail / Yahoo の送信者要件への対応

Brevo の独自ドメイン認証フロー

Brevo の独自ドメイン認証

Brevo(2023 年に Sendinblue から改名)はトランザクションメールとマーケメールの両方を扱う SaaS。独自ドメインからの送信に切り替えるには、Brevo 管理画面で 2 種類の DNS レコードを発行してもらい、御社の DNS に追加します。

設定 5 ステップ

ステップ 1: Brevo にドメインを登録

Settings → Senders, Domains & Dedicated IPs → Domains → Add a domain

example.co.jp を入力。Brevo が DKIM 用 TXTBrevo verification 用 TXT の 2 つを発行します。

ステップ 2: DNS レコードを追加

ホスト タイプ
mail._domainkey TXT v=DKIM1; k=rsa; p=MIIBIjANBgkqhki...
@(root) TXT brevo-code:abc123def456(所有確認)

ステップ 3: SPF レコードに include を追加

v=spf1 include:spf.brevo.com -all

既存の SPF があれば 1 行にマージ:

v=spf1 include:_spf.google.com include:spf.brevo.com -all

ステップ 4: Brevo で「Authenticate this domain」をクリック

DNS 反映に 5〜30 分。緑色の「Authenticated」になれば成功。

ステップ 5: DMARC p=none で観察

_dmarc.example.co.jp  TXT  "v=DMARC1; p=none; rua=mailto:dmarc@example.co.jp"

レポートで Brevo 経由の認証成功率を確認してから段階強化。

Dedicated IP 利用時の追加設定

Dedicated IP のウォームアップ

Brevo の Dedicated IP(有料オプション、月額 $50〜)を契約する場合、IP のウォームアップが必須:

  1. 1 週目: 1 日 1,000 通以下から開始
  2. 2 週目: 1 日 5,000 通まで段階的に増加
  3. 3〜4 週目: 通常配信量へ移行

ウォームアップを飛ばすと Gmail / Yahoo の評判システムに警告 され、IP 全体の到達率が落ちる事故が起きます。Brevo の管理画面に「Warm-up Plan」機能があるので必ず使う。

Dedicated IP 利用時は SPF レコードに IP も追加:

v=spf1 ip4:1.2.3.4 include:spf.brevo.com -all

Gmail / Yahoo の送信者要件

1 日 5,000 通以上配信する場合は SPF + DKIM + DMARC + List-Unsubscribe(RFC 8058)が必須。Brevo は List-Unsubscribe ヘッダを自動付与するので、認証 4 点を揃えれば要件達成。

詳細は Gmail 送信者要件Yahoo 送信者要件 を参照。

よくある落とし穴

Brevo 旧名「Sendinblue」のドキュメント混在

2023 年改名後も Web 上には Sendinblue 時代のドキュメントが残っており、SPF include 値が古いものを参照する事故があります。最新は spf.brevo.com、古いものは spf.sendinblue.com両方記載は不要、新しい方のみで OK。

Brevo の SMTP 利用時のホスト

Brevo SMTP 経由(smtp-relay.brevo.com)でアプリから直接送信する場合も同じ DKIM が機能します。アプリ側の SMTP 認証情報の漏洩には注意。

複数 SaaS 併用での SPF lookup 上限

Brevo + Google Workspace + Salesforce 等を併用すると SPF lookup 10 個上限に到達することがあります。詳しくは SPF レコードの 10 個上限の罠 を参照。

まずは現状を把握しましょう

Brevo 切り替え後は 無料ドメイン診断 で SPF / DKIM / DMARC の検証を実施してください。

設定支援が必要な場合は メール認証 初期診断+設定(8 万円〜)でご相談ください。

関連記事: Mailchimp のメール認証 / SendGrid のメール認証 / Klaviyo のメール認証

SSL 証明書、Web セキュリティヘッダ、サブドメイン棚卸しの単発チェックも合わせて 無料ツール一覧 にまとめています。

次の一歩は無料診断から。